
「ネロと旅人」ライターズノート
第一回 「ネロと旅人~はじまりの風の街~」配布後
2026年に入り、気づけばこの旅を始めてから3年以上。
どうしてこんなにも夢中で作ってきたのか、自分なりの言葉で残しておこうと思いました。
第一回は、2023年~2024年に書いたものを手直ししたものです。
素人文で読みづらさもあるかと思いますが、ご容赦ください。

このワールドを作り始めたきっかけ
わたしがこの”ワールド”をつくりはじめたのは、Minecraft ver1.7.10でのことです。
2015年頃からニコニコ動画に投稿していた「世界を繋ぐぼっちクラフト」という動画シリーズがすべてのはじまりといえます。
当時、自分で『ぼちクラ』と呼んでいたワールドですが、わたしのクラフトの手が遅く、制作が長期化したことで、マイクラのバージョン変更や私生活の都合により、制作が続けられなくなっていました。何度も挫折した結果、制作を諦めたワールドですが、今回「ネロと旅人」として、Java版1.12.2で再び作り直すことができました。
もしも当時、動画で応援してくださっていた方が見てくださっていたら、本当にありがとうございます。
そして、配布ワールドとしてあまり例を見ないと思いますが、このワールドは第一部配布時点では未完成となっています。第一作配布時点、ノネ村とイーハ周辺地域のみの完成であり、そこだけでのストーリー展開となっています。・・・というのも、ワールドの全体イメージが広大すぎて、まとめて制作しきれないためです。ストーリーのボリュームなどからも鑑みて第一作「はじまりの風の街編」として配布することにしました。
当時『ぼちクラ』では、ノネ村の観光からスタートし、風の街イーハの完成をもって動画シリーズを終了しました。飛行船の行き先は「KINGDOM」でした。今回の「はじまりの風の街編」では、ひそかに動画シリーズを追いかけるようなストーリー構成になっています。
さらに、『ぼちクラ』で制作していたイーハとは異なる点があります。イーハの街のシンボルだった大風車は「大風車跡」となっています。もちろん大風車のままでもよかったのでしょうが、わたし自身もワールドも、長い時間を経て変化があったのだと思っています。

Modと協力してくれる方々の存在
「ネロと旅人」というシリーズは、わたしがひとりきりで制作しているワールドです。しかしながら、協力者の存在なくしては語れません。
まずは、『Minia Turia』というテクスチャの存在。このすばらしいModを制作しているはすっこ氏に感謝を述べなければ始まらないでしょう。
わたしがMinia Turiaに関わるようになったのはVer1.7.10のころで、補助的にテスターをさせてもらっていました。Ver1.12.2でも少し関わらせていただいていますが、この『Minia Turia』がなければ「ネロと旅人」は生まれていませんでした。
明るい色使いのブロックと、みにちゅりハンマーの使い心地よさ、はすっこ氏の建築テクニックが随所に感じられる追加アイテムの数々は、創作意欲が刺激され、マインクラフトっぽさを残しながらも新しい建築体験をさせてくれる素晴らしいModで、間違いなくテクスチャ建築勢にとって最高のリソースパックです。怪しい通販番組ではございません。『Minia Turia』だけでなく、彼女自身から影響されて作り出したものは数知れずです。
さて、そうなると『CustomNPCs』Modの存在も語らなければなりません。
わたしがこのワールドの制作を始める前に『CustomNPCs』Modを使うと決めたのには、みゅーず氏の影響があります。エックスやブログなどで数々のワールドを配布しているみゅーず氏ですが、その中でも『CustomNPCs』を使ったゲーム「ちゅりみりタウン物語」があります。 ワールドのかわいらしさと、Modを使いこなして面白いゲームにしたみゅーず氏に影響されて、自分も『ぼちクラ』のワールドを"誰かが遊べるゲームとして"制作することに決めました。
彼女の的確なアドバイスの数々には感謝してもしきれません。 みゅーず氏の建築と世界観が本当に面白いので、「ちゅりみりタウン物語」は、ぜひ一度遊んでみてください。最新の「見習い魔女マリィの物語」も最高です。
協力者といえば、テスターの方々には本当にお世話になっています。とつぜん大容量のワールドを送り付けられて「遊んで感想を述べよ!」と言われ、しかも、「なるべく早く!できれば一か月以内で!」とか言われていたわけですから、わたしのわがままにお付き合いくださった皆様には頭があがりません。
おかげさまで、無事にリリースすることができましたし、いろんな方面の感想をもらって、ストーリーやシステムなどの修正が行えました。テスターの方々に面白かったと言われたときは、お世辞でもとにかくほっとしたものです。

「ネロと旅人」の今後
ひとまずは、わたしが目標としていたノネ村とイーハを作り直すことができて、それを「ネロと旅人」として配布できたことを嬉しく思っています。創作活動から離れても常々心残りだった部分でしたし、創作活動を再開するきっかけになりました。そんなワールドを自分でない誰かに遊んでもらえたことは、これまでの創作すべてが報われた思いです。
今後、またバージョンの壁や私生活の都合からワールド制作を断念することも可能性としてはありうると思っています。マイクラっちゅーもんはね、そういうモンなんですよ。(老人顔)
制作に関しては、まったりのんびりマイペース、がモットーですが、せっかくなので今度こそ完走を目指していくつもりです。長い目で見守っていただけましたら嬉しいです。
それでは、「ネロと旅人」を遊んでくださったあなたに、もしかするとこれから遊んでくださるあなたに、そしてここまでお読みくださった神様のようなあなたに特大の感謝を込めて。
2024年1月某日 (2026年1月某日 一部加筆修正) せのじ