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「ネロと旅人」ライターズノート

第二回 「ネロと旅人」のタイトルと第二部制作について

続く第二回は、「ネロと旅人」というタイトルと、少年ネロについて。
そして第二部制作について、少し書き残しておきたいと思います。

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タイトルと少年ネロについて

 第一回でお話したように、この作品のはじまりは『ぼちクラ』でした。なので、タイトルは、長い間『続・ぼちくら』という仮題以上にしっくりくるものがなく、最後までなかなか決まりませんでした。
 わたしはわたし自身の作っていたキャラクターや物語について"作品"としてのタイトルを考えたことがなく、長い間ただの妄想でしかありませんでした。 『世界を繋ぐぼっちクラフト』ですら、ひとり孤独にクラフトしている事実を語感のいいタイトルにしただけです。
  最終的には「ネロと旅人」というシンプルで、ネロだけでなくプレイヤーも主役となる世界なのだと伝えられるタイトルをつけられたことがよかったと思っています。そして『ぼちクラ』のように『ネロ旅』と自分の中でいいように略しているので、根っこの部分は『ぼちクラ』のままなんだろうと思ったりしています。
 
 そして主役のひとり、少年ネロについてですが、彼は『ぼちクラ』よりも前から存在していて、「世界樹を探して旅している少年」というぼんやりとした空想が始まりでした。
 本当の本当にどうでもいい話ですが、わたしが「Minecraft」というゲームで初めてクリエイティブモードで作ったのが「樹木」で、それはそれはとても思い入れがあり、わたしにとっての原点になったのだと思います。
 ネロはそんなわたしの分身であり、マイクラという無限のクリエイティブワールドを旅していたいというわたしの願望そのものでした。むかしはえらく無口なキャラクターでしたが、今回、プレイヤーと会話させるためにおしゃべりで明るく優しいキャラクターになっていったのはとても面白かったです。 戦闘が苦手ということも、カスタムNPCの仕様や、ストーリー制作の中で決まっていったものです。 完全なオリジナル創作ではなく、Minecraftというゲームの中で作っている以上、全てが思い通りにならないのも醍醐味として楽しいものです。

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第二部制作と新たな苦悩

 「ネロと旅人」という作品は、「観光&ストーリー作品」と銘打っています。この作品を"ゲーム"、"RPG"と名乗るにはおこがましいという思いと、ただ"観光と旅"を楽しんでほしいという思いが詰まっています。

 結果、"ストーリーのある作品"という新たな首輪ができ、自分で自分の首をミッチミチに締め上げてしまったという現状があります。

 ど素人がシナリオをつくるという作業から始めたわりに、第一部はわりとスムーズに進んだと思います。「観光に集中できるストーリー」を目指して、ネロとの出会いを描いて、先のことはあまり考えずノリとパッションで仕上がりました。
 そのせいで、現在制作中の第二部は大渋滞しています。やはり「観光」は主軸に置きたいので、なんとかかんとか、削り取りながら物語をつくっています。いえ、当初から予定していた通りではあるのですが、情報の見せ方ひとつで面白くもつまらなくもなるものだと、奥深さを感じる日々です。七転八倒中の第二部の展開については、今後をお待ちください。自分の中でのハードルはかなり低めに「つまらなくないもの」をお届けしたいと思っていますが、どうなることやら・・・。
 
 さて、今後、第二部は2026年中の配布を目指していきます。達成できるか自分でもわかっていませんが、とにかく頑張ります。延期したときはまあ、そのときです。延期なんて業界じゃ珍しくないしィ、と自分に言い訳するつもりでいます。

 それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。今後とも、あたたかく、なまぬるく見守っていただけましたら幸いです。


2026.1月某日 せのじ

​ここまでのライターズノートを完走してくださったあなたへ、作者より愛をこめて。 

「ネロと旅人~はじまりの風の街~」

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